はい、今日はタクシー配車アプリのDiDi(ディディ)について。なぜかジャパンタクシー称賛になってしまったので結論だけ見たい人はまとめをどうぞ。
(最終更新日:2019/07/14)
タクシー配車DiDiが5月末にサービス開始
jp.techcrunch.com
PayPayで支払えるタクシー会社はまだ少ないので価値はある。また、サービス開始時に赤字覚悟のキャンペーンを打つならハイエナとしてむさぼりに行きたいところ。一応チェックしてみる。
タクシー配車アプリと言えばJapanTaxi
まずはタクシー配車アプリを使った事が無いという人の為におさらい。有名なアプリはこちらです。
都内なら深夜でもよほどの悪天候でない限りすぐ来ます。以前は全国タクシーという名前のアプリで「千葉県船橋市で捕まえられないタクシーのどこが全国じゃい!」って感じでしたけど今は改善しています。
タクシーが今どの辺りを走っているかも見えるし使い方もカンタンで快適。
呼ばなくても乗ったタクシーが対応してれば支払いもカンタン
「迎車料金かかるしタクシー呼ぶ事なんて無いなあ…」って人でもアプリをインストールする価値があります。
- タクシーに乗って目的地を告げる
- 目の前にあるタブレット端末で「JapanTaxi Wallet」の文字を探す
- 「JapanTaxi Wallet」タップするとQRコードが表示される
- アプリを起動してQRコードを読み取り
- 目的地に着く前に決済完了
到着してから支払うのではなく到着前に支払いが完了してしまう。これ超ラクチンです。急いでいる時なんかは
- 目的地付近に停車してから
- 現金やクレジットカードを渡して
- 決済して
- 領収書をもらって…
と短い時間ながらロスが発生します。たかだか数分ですが移動中に決済が完結する事で車内忘れ物も減るんじゃないかな?
料金確定前に決済してしまうのは不安ですが日本のタクシーはタイと違ってぼったくりとか無いので慣れれば余裕です。紙の領収書が不要なら降りるだけというのも大きい。
タクシー配車アプリを選ぶ基準
個人的には以下です。
生活圏内のタクシーカバー率
「自分の生活圏内で使えるかどうか?」です。ジャパンタクシーは都内及び都内近郊なら問題なし。以下で確認可能です。
japantaxi.jp
DiDiは配車エリアを確認可能なページを用意していませんが提携するタクシー会社はロイヤルリムジン、ジャパンプレミアム、東京シティエスコート、一二三交通自動車の4社160台で厳しそう。
JapanTaxiはタクシー会社大手4社のうち2社(日本交通・帝都自動車)を押さえていてS.RIDE(エスライド)が残りの2社(大和・KM)を押さえているのでDiDiやMov(モブ)が厳しいのは当然かもしれません。
タクシー車両の種類
これ意外と大事。少なくとも自分にとっては超重要ポイント。もうタクシー全部これにしてほしいです。
トヨタ自動車のJPN TAXIです。名前がもうジャパンタクシーだから*1。これだけ車高が高いと2人で乗る時に奥へ詰めるのも超ラクチン。バナナマン設楽さんとオードリー春日さんも喜ぶはずのタクシーです。
設楽は『オレらじゃんけんで「向こう10年間(タクシー内の)座る席こっちね」ってやったことある』とのエピソードを披露。すると若林も『手前の席がいい』と言い出し、10年間分の席を賭けてじゃんけんをすることになったのです。この勝負に若林はみごとに勝利し、乗り降りするドアに近い側をキープすることに。負けた春日は今後10年間にわたって、大きな体を縮めて奥の席まで移動することになりました
オードリー春日とバナナマン設楽が一瞬で失った「10年分の権利」とは? | アサ芸プラス
じゃんけんで負けてもJPN TAXIって車両なら足元にも余裕があるし問題なし。タクシーのビジネスクラスですよこれは。
運転手さんにも好評なようで車両価格が高いながらも導入するタクシー会社はどんどん増えています。「JPN TAXI 導入 タクシー会社」で検索かけると「導入しました!」のタクシー会社が並ぶのは壮観です。
DiDi傘下のタクシー会社でこの車両を抱えてるのはロイヤルリムジン1社だけのようです。少ない。
キャンペーンやクーポンなどの料金面
ジャパンタクシーは友達紹介で1,000円クーポンを配布してます。紹介してくれる人がいない人は「AEB406」を使って下さい。よろしくお願いします。
2019年04月15日からJALとのキャンペーンを行っていますがマイルが貰えるわけでもなく紹介と同じ1,000円クーポンが貰えるだけなので好きな方で登録しましょう。
キャンペーンで言えば期間中はDiDiの圧勝です。
- PayPayが使えるのでキャンペーン中なら20%還元
- 当面の間は迎車料金が無料
5月末にサービス開始という事なのでPayPayの第二弾キャンペーン終了と共に始まる形ですが第三弾があるとすれば大きいです。
迎車料金はタクシー会社によりますが大体410円です。初乗りが410円とお得になったのは良い事ですが迎車料金も同額だと配車時に「ウッ…」となります。でもDiDiなら「ウッ…」ってならない。
PayPay第三弾キャンペーンが無い場合、タクシーを呼ぶ事が無い人だとDiDiを利用する価値は皆無です。
news.mynavi.jp
ちょうどこんなニュースが入ってきました。3%はすごい。クレジットカード払いじゃ1~2%がせいぜいだもの。けど今回の話で考えると微妙かなー。乗れるかわからないタクシー会社の支払いで3%還元って言われてもねえ。
iOS版
Android版
DiDiの特徴
東京と京都だけ
対象エリアが少ないです。
タクシー台数が少ない
都内だけでも4社160台では厳しいと思います。
抱えてるタクシー会社が特殊
ミニバンタクシーを保有しているのはロイヤルリムジンだけのようです。このロイヤルリムジンとジャパンプレミアム、東京シティエスコートの3社はワゴンタイプに強いタクシー会社のようなので観光など複数で利用するなら良いかも?と思ったら車種指定料金が1,000円かかる模様。
まとめ
*1:トヨタ自動車の車種名にアプリ会社が寄せて改名した感あるけど