旅行記なんて書かないどころか旅行自体ほとんどしてないので書く意味があるかわかりませんが集合知?の一端を担う可能性*1もあるので書いてみます。軽い気持ちで書き始めたのに結構長くなって初日編の前に出発編が出来てしまいました。
- 羽田空港
- ビジネスクラスと言えども
- ANA LOUNGEへ
- いよいよ搭乗
- ANA BUSINESS STAGGEREDシート
- 現地に到着してもいないのにアクシデント
- 機内で食べられる銀だこと一風堂ラーメン
- 横になれる席なのにほとんど眠れず
- エルメのデザート不発
羽田空港
昔は海外旅行と言えば成田空港だったもんですが今回は羽田空港からバンコクへ向かいます。
スーツケースをガラガラ引くのも旅っぽくて良いのですがあいにくの雨なのでリムジンバス乗り場までタクシーにしました。余分な出費と見せかけてクレジットカードの海外旅行保険をアクティブにする効果を得ます(利用付帯)。友人と合流し、バスに揺られながらこれから待ち受けるアドベンチャーへの想いを馳せつつ会話してたらあっという間に羽田空港。国内線ターミナル2か所を経て、国際線ターミナルは一番最後。我々2人の他は1名だけでした。
昔より空港のレストランがものすごく増えてたなあ。LOUNGEで夕食のつもりだったので入りませんでしたが食べたい店が多かった。
日本は真冬ですが現地は夏の気温なので「現地に着く前、機内か出国エリアで着替えておきたい」とも思いましたが着替えに最適なラウンジのシャワーは出国エリア*2。そこは荷物を預けた後に向かう場所です。仕方がないのでコートだけスーツケースに締まって預け荷物カウンターへ。
ビジネスクラスと言えども
今回は初めてのビジネスクラスです。保安検査で意気揚々と優先レーンを通ろうとしましたがステータス足らずで弾かれました。
羽田のANA国際線はビジネスクラスでも優先レーンは通れません
恥ずかしい。
出国審査は通過するだけで出国スタンプは頼まないと押されない。友人は不要だったようで「いらないでしょ?」みたいな感じで一緒に通過してしまった。自分は押されたかった!けど振り向けば逆流禁止の札。断念。てか札がたくさん!どんだけ逆流しちゃう人いるの!
ANA LOUNGEへ
ビジネスクラスなので夢のラウンジに入れます。ANA LOUNGEを庶民風に言い換えると無料で飲み食い出来る場所。庶民にとって夢の国。緊張する。混雑してると聞いていたけど人影は思ったほどでは無くまばら。ちなみに空港に入ったのは出発時刻の5時間前。どんだけ。
空港見学しつつラウンジに入ったのが4時間前。初LOUNGEを堪能する気マンマンで庶民臭が漂っています。
席を確保してごはん物色。カレーにおにぎりとおいなりさんという米だらけラインナップで頭がおかしい。角煮も追加で早々におなか膨れてヌードルバーは挑戦出来ずに終わりました。行った事ある人ならわかると思いますが写真の席は食事エリアのすぐ隣です。ゆったりした席よりおかわりしやすい席!って感じで陣取ったのですが意外と食べられないもんですね。せっかくお酒まで飲み放題な場所だと言うのに我々2人は下戸なのでした。豚に真珠、おれたちにANA LOUNGE。
窓際のソファ席に移動して現地友人に渡すおみやげの雑誌を勝手に読み漁る。この号のNumber最高じゃないすか。ピクシー!モネール!
この写真はNumberの表紙を撮っていると見せかけてガラス越しに写るANA LOUNGEを見せつける撮影手法です。
まだまだ時間が余ってるので「入ってみたい!まあでも別にいいか」と思っていたシャワーを借りてみた。待つ場合もあると聞いていたけどすぐに借りられました。広くて良いですね。写真手前部分は奥行きと同じぐらい広い洗面台となっています。しっかり浴びて髪まで乾かしました。
いよいよ搭乗
搭乗ゲートに向かうと先にエコノミークラスが並ばされていて何故だろ?となる。ビジネスクラスが先では無いのか?と思ってたら「並ばせておいて搭乗させない」仕組みだとわかる。何気にひどい仕組みと思いきや「勘違い搭乗を防ぐ為?」と考えればなるほど合理的かも?
結局先に通されたけどビジネスクラスだって乗客がそれなりにいるので並び遅れた我々はエコノミー先頭と同時に搭乗開始。
ANA BUSINESS STAGGEREDシート
ばばーん。念願のビジネスクラス。広い。すごい(語彙力)
隣同士の席なのに遠い!*3 機内なのにフルフラットで眠れるて!敷きマットやら毛布やらがあるので広いスペースが狭く感じるほど。そういや帰国便でもニールズヤードのアメニティがなかった。どこで貰いそびれた?元から無かった??
ビジネスクラスはCAさんに担当があるらしくわざわざ挨拶してくれて早々にテンパりました。そんな厚遇受けた事が無いもの。仕事が出来そうな雰囲気のMさん。ウェルカムドリンクは飲めないくせにシャンパンを頼む。これが後に災いを起こすわけです…。
問題なく定刻通り離陸。映画はボヘミアンラプソディーと悩んだ末に封切り間もないファーストマンにしました。これ機内で観るのに向いてないです。なぜなら映画の中でロケットの異常音とか振動音が頻発するので自分が乗ってる飛行機の振動とごっちゃになって怖いからです。
途中「今の俺、"音も振動も全て映画内だと思って飛行機の異常に気付かずにいてあっさり死んじゃう映画によくいるモブキャラ"じゃん!」ってなりました。
現地に到着してもいないのにアクシデント
トイレに行って久々のバキューム音にビクッゥ!ってなる。飛行機に乗るのが14年ぶり?だから仕方ないんです。席に戻ろうとすると担当CAのMさんがこちらに向かって来てたので邪魔にならないように急いで着席しようとしたけどこれが間違いの元。
- シャンパンの存在を忘れ、グラスを華麗に手で叩き落とす
- シート全面にシャンパンをぶちまける
- グラスは床に落ちて割れ、足元全体にグラスの破片が飛び散る
ビジネスクラスの最後部席へ強制移動となりました…。ご、ごめんなさい…。
強制移動って書いちゃったけど実際は「後ろに空席がありますので良かったら移動しますか?」ってちゃんと丁寧な対応をされました。
機内で食べられる銀だこと一風堂ラーメン
ビジネスクラスは機内食の他に軽食を好きな時に頼めます。予めチェックしていた「銀だこ」「一風堂のとんこつラーメン(そらとん)」を頼む気マンマンでした。が、アクシデントを起こしてしまったわけで…。「お前またこぼすだろ?」と思われそうで一挙に頼みにくくなってしまいました。
友人は先に銀だこを頼んでいたので一つ貰おうと思っていた矢先の事件でした。片づけが長引いているので近づけず、ようやく片づけが完了したようなので友人のとこまで行くと完食してやんの…。ひどい…。「いやー、どこ行ったかわっかんねえし別にいっかなって」エコノミーに飛ばされたと思ってたらしい。なんでだよ。いやあり得たかも…。
それでも意を決してラーメンだけオーダーしました!席が変わったので違うCAさんが来てちょっとだけ罪悪感が薄まる。
が、出来上がったラーメンを届けに来たのは担当CAのMさん…。「アンタの担当でしょ!」とか言われたのかな…ごめんなさい…。こぼさないよう気を付けます!って気まずい気分で食べたけど美味しかった!
またやらかしてしまわないよう、食べた後はすぐに下げてもらおうとコール。すいませんすいませんお願いしますって感じな顔で出迎えたら「気にしないでいいぞ」的に「お飲み物をお持ちしましょうか?」と聞いてくれました。いやいや!またこぼしたら最悪なので固辞します!何をいまさらって感じかもしれんけど一応!気持ちだけ受け取ります!はい!
ちなみに「確か行きの便でしか頼めないのはラーメンだよな…」と思ってラーメンにしましたがそれは銀だこでした…。失敗した。バンコク線で銀だこが食べられるのは往路だけです。ご注意下さい…無念…。
横になれる席なのにほとんど眠れず
席を移動したから映画は続きからではなく最初から。途中まで早送りして観る。面白かった。観終わったのでシートをフルフラットにしておやすみモードセッティング。身長175だとギリギリ真っ直ぐに寝れるすごい。
しかし事件がまだ尾を引いていたのかすぐには眠れず。ようやく眠れたと思ったら1時間ぐらいで起こされる。朝ごはんらしい。
エルメのデザート不発
デザートがエルメなので洋食をチョイスしたのにそのデザートが甘すぎて残す。ぱっと見はポテトチーズっぽいし友人もそう思って手を付けなかったとの事。変えた方が良さそう。他の料理はどれも美味しかったです。そうこうしてるうちに「まもなく到着」のアナウンス。入国カードの書き方がわからなかったけどテレビで見れるようになってた。すごいなー。
バンコクに到着しました。ビジネスクラスで短い夜になるはずだったのに長い長い夜でした。