はい、今日はHP(ヒューレットパッカード)のPCを買った話です。
PCメーカーの選び方
ちょっと前までは安いPCと言えばLenovoだったので比較検討しましたが現在はHPの時代のようで同等スペックならHPの方が安いです。なのでHPに絞って機種選定をしました。
機種の選び方
メーカーが決まったら今度はどの機種にするか?を決めます。
HP Elite Slice
165mm×165mmで厚さ35.5mmしか無い超小型PCで「とにかくスペースを取りたくない!」って人にうってつけ。手のひらサイズ。
DVDとかスピーカーを付けようとするとダルマ落としみたく高さが出ちゃうんだけどベースだけでも必要最低限は揃っています。
- RJ-45(LANケーブル)
- 無線LAN(Wi-Fi)
- USB Type-C × 2 *1
- USB Type-A × 2
- Display Port × 1
- HDMI × 1
- ストレージ × 1 (最大1)
価格は89,500円(税抜)~となっています。
HP EliteDesk 800 G4 DM
Elite Sliceほどでは無いけどこちらも省スペース。177mm×175mm×34 mmなので全て1cmずつ大きいぐらい。
こちらも必要最低限は揃っています。1cm我慢するだけでだいぶ安くなる。
- RJ-45(LANケーブル)
- USB Type-C × 1
- USB Type-A × 6
- Display Port × 2
- HDMI × 1
- ストレージ × 1 (最大1)
価格は59,800円(税抜)~となっています。
HP EliteDesk 800 G4 SF
タワー型ほど大きくないけどタワー型に近い大きさ。338mm×308mm×100mmなので上記2つよりはだいぶ大きい。
省スペース型との違いは大きさ。大きい分ストレージは2つ搭載可能。論理的にパーテーションを分けるのではなく物理的にCドライブとDドライブのような分け方をしたいならこちら。
- RJ-45(LANケーブル)
- USB Type-C × 1
- USB Type-A × 10
- Display Port × 2
- HDMI × 0
- ストレージ × 1 (最大2)
価格は77,800円(税抜)~となっています。
HP EliteDesk 705 G4 SF
800 G4 DMよりは大きく800 G4 SFよりは小さい270mm×296mm×95mmです。800シリーズとの大きな違いはCPUです。800はIntelでこちらはAMD Ryzenです。
- RJ-45(LANケーブル)
- USB Type-C × 1
- USB Type-A × 10
- Display Port × 2
- HDMI × 0
- ストレージ × 1 (最大2)
価格は49,800円(税抜)~となっています。
AMD Ryzen(ライゼン)とは
AMDは安いだけのCPUみたいなイメージがありましたが今は違います。2018年は人気となりましたし、わかりやすい例で言えば将棋の藤井聡太七段も使っています。
棋士が使っているから何なの?と思うかもしれませんが現在の将棋はAIソフトで膨大な数の比較検討を行うので演算性能が高いPCが好まれます。そこらのプログラマーよりよっぽど性能の良いPCを使っているはず。
藤井聡太七段はAMD Ryzen 7 1800Xユーザーだそうですが同じものは選べません。代わりに同等クラスのRyzen 7 PRO 2700が選べます。
CPU | ベンチマーク |
Ryzen 7 1800X | 15,392 |
Ryzen 7 PRO 2700 | 15,897 |
価格は49,800円(税抜)~となっていますが藤井聡太七段に近づこうとすると220,000円(税抜)~とだいぶお高い。プロ棋士で勝ちまくってる人なら賞金で余裕でしょうけど庶民には厳しい!
ちなみに彼はもっとスペックの高い「Ryzen Threadripper( *2 )を買えばよかった…」と言っているので真似したいならRyzen Threadripperが必要ですがこちらを搭載したPCは主要PCメーカーからは発売されていません。Ryzen ThreadripperはCPUだけで以下のようなお値段となっております…。CPUだけで20万超え…。
買ったものと価格とカスタマイズ構成
省スペースは魅力的だけどやはり物理的にドライブを分けたかった。そうなるとIntelかAMDの選択になる。Ryzen は興味あったけどそこまで演算能力が必要でも無かったのでHP EliteDesk 800 G4 SFにしました。
- OS:Win10 Pro
- CPU:Intel Core i5-8500 @ 3.00GHz (ベンチマーク 11937)
- メモリ:16GB × 1
- ストレージ:HDD 500GB × 2
価格
価格は送料・税込みで10.4万円ってところでした。
OS
OSは仕事で使うならProしか選択肢が無い感じ。CPUが一つまで、とかの制限は何とかなってもドメイン参加できないようじゃ使えない。
家庭用PCだとしてもWindowsUpdateに猶予期間があるProを選んだ方が良さそう。Homeは毎月リリースされたら自動的にWindowsUpdateが動いてしまうけどProなら猶予期間が設定出来るので世間の様子を見て問題なさそうだったらアップデートする形。不具合が続出してたら猶予期間を設けて修正パッチが出るまで待てます。
CPU・メモリ・ストレージ
Win10が初めてでどの程度のスペックが必要か読めなかったのでCPUはそこそこ、メモリは気持ち多めの16GBにしましたが余裕な感じで快適です。HDDは前述の通り分けたかったので2つ。SSDでも良かったんですがWin10自体の起動が速い事は知っていたので容量優先なHDDでもいいかな、と。
まとめ
超小型とかRyzen を選んでいればもう少し書くこともあったんですが従来型を買ってしまったので特筆すべき点が無い。とは言え、今までと大きく変わる点が無いという事は変化に対応する労力も不要なわけで気に入った服が見つかると同じデザインなのに複数着買ってしまうような自分みたいな人間には打ってつけだと思います!