はい、今日はホッチキスの芯の話。ホッチキスの針と言うべきか。久しぶりの更新。
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しばらく間が空いてしまったのは生命保険の見直しをしているからでした。担当の方が熱心にプランを練ってくれるのは良いのですが資料が必ずホッチキスで留められている。1つや2つならいいけど何度も練り直すから結構な量になる。個人情報の記載された紙は必ずシュレッダーにかけているのでこのホッチキスの芯がものすごく邪魔なんです。今まではいちいち外していたのですがちょっと待てよと。今はもう21世紀なんだしカンタンな方法があるはずに違いないと。
10号針以下のホッチキス針ならそのままシュレッダー可能
最近のシュレッダーはホッチキス対応が多いので付けたまま裁断可能。この機種では無いけれど会社のシュレッダーは対応していた。知らなかった…すごい楽ちん…。
Fellows フェローズ デスクサイドシュレッダー JB-08CDMY |
13,800円なので家庭用にしては高価かもしれないけどNo.10以下(一般的なサイズ)のホッチキス芯なら処理してくれるシュレッダー。2,000円ほどグレードを上げると28mm以内のクリップまでOKになる。
Fellows フェローズ デスクサイドシュレッダー 62MC |
他にも見たいって人はシュレッダー市場の検索機能が便利です。価格.comだとホッチキス対応やクリップ対応は検索機能に無いんですよね。
ホッチキス対応シュレッダー 商品一覧【シュレッダー市場】
クリップ対応シュレッダー 商品一覧【シュレッダー市場】
ホッチキス針は燃やさないゴミ
自治体によって異なりますが大体は「燃やすゴミ」ではなく「燃やさないゴミ」として出すように言われています。
ホッチキス針ごとシュレッダーにかけた紙は燃やさないゴミ?
針が燃やさないゴミとなるとホッチキス針ごとシュレッダーにかけた紙は全て燃やさないゴミとして出すしかない。外す手間を嫌がってまとめてシュレッダーにかけたのに粉々になってから分別する人はいないだろうから。
新聞紙や雑誌、段ボール以外を資源ゴミとして出す習慣が無い
多くの自治体は古紙の資源ゴミを以下のように定義しています。勝手な思い込みだけれどこの4種類に合致しない紙を資源ゴミとして出す習慣が無い。
- 新聞(折り込みチラシ含む)
- 雑誌類
- 段ボール
- 紙パック(内側が白色)
「雑がみ」という資源ゴミの括り
でも探せば「雑がみ」という括りで資源ゴミとして回収している自治体もある。
投込みチラシ、ダイレクトメール、冊子状でないパンフレットやカタログ、コピー紙、封筒、ハガキ、紙箱、紙管、紙袋、包装紙などです。紙袋に入れるか包装紙などの大きな紙で包むなどして、中身が出ないようにひも(できれば紙ひも)でしばるかテープやホチキスなどで止めて午前8時までに決められたごみステーションに出してください。
「雑紙(ざつがみ)」とは、「資源の日」に出すことでリサイクルされる紙類(段ボール、雑誌、紙パックを除く)のことを言います。以下の紙類が「雑紙(ざつがみ)」に含まれます。
- お菓子の紙の箱
- ティッシュの箱
- コピー用紙
- 包装紙
- ポスター
- カレンダー
- 紙袋
- 封筒 など
シュレッダーにかけられた紙は資源ゴミなのか?
これも検索したらヒットした。横浜市は「シュレッダーした紙も資源ゴミ」として扱うと言っている。
包装紙、パンフレット、メモ帳、シュレッダーした紙、お菓子などの紙箱、レシート、紙袋など
「新聞」「雑誌」「段ボール」「紙パック」以外の紙
紙袋(ない場合は中身のはっきりと確認できる透明または半透明の袋)に入れ、ひもでしばるなど中身が出ないようにしてください。
ところが海老名市では「シュレッダーにかけられた紙はリサイクルに支障がある、燃やせるゴミ」として出すようにと言っています。どっちなんだ…。
Q:シュレッダーにかけた紙は、「紙と布」の日に出せますか?
A:シュレッダーにかけた紙は、紙繊維が寸断されてしまうため、リサイクルに支障があります。「燃やせるごみ」の日に出してください。
手でちぎる程度であればリサイクルに支障がないので、ミックスペーパーとして出して下さい。
http://www.city.ebina.kanagawa.jp/www/contents/1169099958048/index.html
シュレッダーにかけられた紙のリサイクルは難しい
平成25年5月と少し古いですが公益財団法人の古紙再生促進センターに答えがありました。PDF・古紙の品質を守るために・異物混入の現状と対策(第3-2版)の「B-3. シュレッダー・機密文書処理について」から引用。
あまりに細かく裁断されたものは、繊維が短くなるため、ワイヤーで抄きとれず紙にならない
(紙になったとしても強度が不足する)
ストレートカットのような縦に切り裂いただけの裁断では復元が容易なのでクロスカットのような粉々に裁断するシュレッダーが主流になっているけれどリサイクルに不向きというデメリットもあったと。
機密保持目的との兼ね合いになりますが、裁断幅が 1 ~ 2cm の機種や、裁断ではなく引きちぎり方式(パーチクルカット)の機種を採用することで、資源化が容易になります。
リサイクルに適したシュレッダーが登場したり、古紙回収業者と機密保持契約を結んでしまうケースすらあるみたいだけれどコストやリスクを考えるとリサイクルを無視して全て現状のシュレッダーにかけてしまうのがまだベストかなーと思った。
まとめ
- ホッチキス針ごと裁断出来るシュレッダーはある
- ホッチキス針は燃やせないゴミなので紙から外すか外さず紙ごと燃やさないゴミへ
- シュレッダーにかけられた紙はリサイクルしにくいので燃やせるゴミへ
まことちゃん ホッチキス【頭】 |